インドシアニングリーン(ICG)を用いた蛍光ナビゲーションシステムを使用する際、外科医は赤外線カメラで撮影した映像をモニター上で観察し、術野との間で視線移動する必要がありました。
また観察時は、無影灯を消して暗い術野の中で手術を行う必要があり、手術中のガイドとしては課題がありました。
京都大学とパナソニック株式会社AVCネットワークス社との共同開発により、「可視光投影装置:Medical Imaging Projection System (MIPS)」を開発され、2016年3月から2017年11月まで臨床試験を行ってきました。
その結果、MIPSはセンチネルリンパ節同定に有用であることが確認されました。