乳房に心配のある方
採血に用いる程度の細い針で乳房のしこりやリンパ節を刺し、吸引して細胞を取る方法です。 取った細胞はスライドガラスに吹き付け、顕微鏡で観察します。 針生検よりも細い針を用いますので、痛みや出血はやや少なく済みます。 ただしこの検査方法では細胞がばらばらになり、どんな構造を取っていたかわからなくなること、取れる細胞の量が少ないことなどから、良性か悪性かを判断することはできますが、針生検による診断よりも情報が少なく、悪性であった場合はさらに詳しい情報が必要となり、検査を追加することがほとんどです。
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54 京都大学医学部附属病院乳腺外科 Copyright © 2018 Kyoto University Department of Breast Surgery