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乳がんと診断された方へ|患者さんへ

術後放射線治療について

乳房温存手術(乳房部分切除術)を行う場合には、術後に残存する乳房に放射線治療を行います。残存乳房への放射線治療は、通常は約25〜30回に分割して行われます。 土日祝日を除く月から金曜日の毎日連続して行いますので、治療は約5〜6週間を要します。
年齢やがんの状況等、いくつかの条件を満たせば、放射線治療の期間を16-20回(3-4週間)に短縮し、その代わり1 回あたりの線量を少し増加させて治療を行うこともあります。
また、加速部分乳房照射の適応となる場合は、10回(2週間)で治療が終了する場合もあります。
乳房切除手術を行った場合にも、リンパ節転移、腫瘍の大きさなどの状況に応じて放射線治療が行われることがあります。通常は約25〜30回(5〜6週間)に分割して行われます。

治療前には放射線治療科を受診して頂き、診察を受けられた上で、適切な放射線治療を選択致します。また、乳腺外科と放射線治療科とは定期的にカンファレンスを行い、緊密な連絡を取り合いながら治療を行っています。

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